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プッシュの打ち方7つのコツ【バドミントン】

草加市や三郷市を中心に活動している八幡クラブ@souka_yahataです。

八幡クラブのYouTubeにプッシュの動画をアップしています。

今回は、基礎打ち編として「プッシュ」を解説してみます。

目次

プッシュを打つシチュエーション

プッシュはスマッシュ以上に攻撃力のあるショットで、ゲームの中で効果的に使えると勝敗のカギを握るショットになります。

甘いサーブをプッシュしたり、敵のドロップを先読みして前衛に出てプッシュしたりと、得点に繋がりうるショットですので、しっかりと基礎打ちで繰り返し練習をしてマスターしたいですね。

今回の動画ではラケットカバーを使って行っていますが、カバーがなくても練習できますので、日頃の練習で心がけて欲しい、7つのコツをご紹介します。

プッシュの打ち方7つのコツ

プッシュを打つにあたって、どのような点について気を付ければいいのでしょうか。

得点に繋がるプッシュの基本について、学んでいきましょう。

①腕は前ならえして、肘を少し曲げたところで(一番力が伝わりやすい場所)ラケットを立てる

もしかしたら今までの構えと大きく変わるかも知れません。腕を上にあげていた人もいるのではないでしょうか。

プッシュ=上から下に叩きつけるイメージをもたれている方がいますが

プッシュ=押す

押す事より、決めにいってしまって基礎打ちでも全然続かない(続ける気がない)と苦手な事を克服する時間ではなくなってしまいます。

まずはラケットを立てて、押すことを心がけてみましょう。

②シャトルを迎えに行かない

慌て過ぎて、シャトルをつい迎えに行っていませんか。

急がなくても面だけ合わせて待っていたほうが、返球が安定します。

ラケットを動かしてしまう事によって、思いもよらないところにシャトルが返ってしまったり、プッシュの際はネットに近いので、ネットに引っ掛けてしまいます。

③ラケットで壁を作る

上記でもお伝えしましたが、シャトルが来るところにラケットを置いて壁を作ります。

せっかく壁を作ったのに、いざシャトルが来たらラケットを後ろに振りかぶっていませんか。

振りかぶった時間でコルクの当たる部分が変わって、真っすぐに伸びてしまったり、ネットに引っ掛けてしまいます。

ラケットを壁にして、シャトルが来たら前に押す意識をしてみましょう。

④ラケットを振り下ろさない

プッシュは、シャトルを打った後も、ラケットヘッドを下には向けません。

ラケットを壁にして、シャトルの速さと反動を使って押すことによって、スピードを調整します。

振り下ろしてしまうと、次のシャトルが来た際にラケットヘッドがぶれて、ラリーが続かなくなります。

ラケットヘッドはプッシュに限らず、下げない意識をもってみましょう。

⑤手首を使わない

シャトルを真下に落としたいが故に、手首を使っていませんか。

手首を使ってしまうと、自然とラケットヘッドを下げる事になります。

更に手首を使う事で安定したショットは不可能となるため、手首は固定したままラケットヘッドを立ててプッシュ練習をしましょう。

⑥角度や左右の打ち分けは、コルクの当たる場所で調整する

角度を付けたい時に、どうしても手首で押し込みがちですが、コルクの当てる部分を変えるだけで、飛ぶ方向は変わってきます。

床方向に打ちたい場合は、コルクの上部をラケット面に当て押すだけで、安定して床方向に落ちていきます。

⑦後ろから前に、体重移動をしっかりとする

せっかくラケットを立てて、プッシュが出来ているのに力が伝わってない事ありませんか。

ラケットは前方向に向かっているのに、体が後ろ方向に移動していてはシャトルに力が伝わりません。

ラケットを押す力は腕ではなく、体を後ろから前に体重移動させる事を意識しましょう。

踵重心ではなく、母指球にシャトルを打つ際は体重が乗って入れば正解です。

プッシュの間違った打ち方

ここまでとは逆の事になりますが、やってしまいがちな打ち方を書いておきます。

手首に頼り過ぎる

下に落としたいが為に、手首でねじ伏せようとしてしまうとショットが安定しないのと共に、手首の故障の原因にもなります。

プッシュ=押す を意識して、角度はコルクの打つ場所で調整しましょう。

ラケットを大振りに振ってしまう

ラケットを大振りに振ってしまうと、毎回コルクの当たる場所がずれてしまいます。

更に次のショットを打つ為の態勢が整わないうちに、シャトルが来てしまうので、空振りの原因にもなりがちです。

ラケット面はシャトルの来る場所に用意しておくだけで、頭より後ろまで振りかぶらないように、基礎打ちでしっかりと練習しましょう。

ラケットが毎回下がる

ラケットを毎回下げてしまうと、ショットが安定しません。

打ったら次の準備のために、ラケットを下げないように心がけましょう。

基礎打ちなのにラリーが続かない

基礎打ちは苦手なところの練習の時間です。

勝負の時間ではないので、プッシュの際は相手の取りやすい膝付近を、目掛けて打ちましょう。

ご自身が苦手な場所があるのでしたら、ここを狙って欲しいと事前に伝えて、苦手なところを克服するのも良いと思います。

まずはラリーを楽しめるように、決めるショットではなく狙うショットを心がけましょう。

まとめ

プッシュのコツをお伝えしましたが、ご自身の練習ではどの位意識していたでしょうか。

基礎打ちで打ったことのないショットを、安定して打つことは不可能です。

しっかりと基礎打ちの時間に反復練習をして、体で覚えていきましょう。

基礎打ちの際に、頭の中で「1.1.1」とリズムを取ってみる事で、相手とのリズムが取りやすくなります。

今回のブログでご紹介した、7つのポイントのまとめです。

  1. 1番力の伝わりやすい場所で、ラケットを立てましょう。
  2. シャトルは迎えにいかないようにしましょう。
  3. ラケットで壁を作りましょう。
  4. ラケットを振り下ろさないようにしましょう。
  5. 手首を使うと安定しなくなるので、手首は使わないようにしましょう。
  6. コルクの当てる場所で、ショットの角度を調整しましょう。
  7. 後ろから前への体重移動を意識して、体でプッシュしましょう。

改めて、練習動画を参考にしてみて下さい。

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